K様

昭和43年の住宅。新しいものと古いものが上手く融合し、思い出を引き継いだ唯一無二の空間となりました。
【リビング】建物を1.5坪増築し、リビングと収納を拡張。床は無垢のフローリングを採用し、木の温かみを感じられる空間にしました。既存建具を再利用し、普段は和室と一体利用できるように計画しました。
【キッチン】リビングまで一直線に見渡せる対面式のキッチンにしました。天井を解体し、小屋裏に隠れていた太鼓梁を見せて、開放感と趣のある空間にしました。元和室の床の間を、家電スペース兼食器棚にして、キッチンの横にパントリーを新設しました。建具は既存の建具を再利用。床の間にあった思い出の柱は、冷蔵庫と食器棚の間仕切りとして 移設し、再利用しました。
【洗面室】洗面室、浴室、キッチンの間仕切り壁を解体し、広々とした洗面脱衣所に。天井には昇降型の物干し金物を取付けました。可動棚、タオル収納、カウンターテーブルを設置。
【外壁】元々玄関付近で雨漏りの形跡があり、外壁、バルコニーは防水工事を兼ねて耐久性の高いガルバリウム鋼板を増し貼り。サッシは全てペアガラスに交換しました。